今回は、株がいつ取引できるのか、ということについて説明します。
「株の注文はどの時間にすればいい?」
「株の市場って休みはあるの?」
そんな疑問にお答えします!
ウシくん
今回は、株の取引時間について説明していきます!
よろしくお願いします!
ブタさん
Contents
基本的な株の取引時間
ウシくん
株の取引というのは、証券会社を通じて行います。
最近はネット証券が多く、ネット上での注文はほぼいつでも受け付けていることが多いのですが、注文してすぐに株を取引できるとは限らないのです。
最近はネット証券が多く、ネット上での注文はほぼいつでも受け付けていることが多いのですが、注文してすぐに株を取引できるとは限らないのです。
注文したらもう取引が完了するという訳ではないのですか?
ブタさん
ウシくん
証券会社に株の注文をすると、証券会社は証券取引所でその注文を処理します。
しかし、証券取引所はオープンしている時間が決まっているので、その時間以外の注文については保留となってしまいます。
そして、次に証券取引所がオープンした時に順次処理されるのです。
しかし、証券取引所はオープンしている時間が決まっているので、その時間以外の注文については保留となってしまいます。
そして、次に証券取引所がオープンした時に順次処理されるのです。
そうなんですか。
証券取引所がオープンしている時間というのは、何時くらいなんですか?
証券取引所がオープンしている時間というのは、何時くらいなんですか?
ブタさん
ウシくん
日本には東京と名古屋、札幌、福岡の4カ所に証券取引所がありますが、いずれも9時にオープンします。
そして東京の証券取引所は15時、それ以外の証券取引所は15時30分に終了となるのですが、それ以外に11時30分から12時30分までは昼休憩となり、その間も注文はストップします。
ちなみに、昼休憩までの9時から11時30分までを前場、昼休憩後の12時30分から15時、もしくは15時30分までを後場といいます。
また、取引をすることができる時間帯の事を立会時間ともいいます。
そして東京の証券取引所は15時、それ以外の証券取引所は15時30分に終了となるのですが、それ以外に11時30分から12時30分までは昼休憩となり、その間も注文はストップします。
ちなみに、昼休憩までの9時から11時30分までを前場、昼休憩後の12時30分から15時、もしくは15時30分までを後場といいます。
また、取引をすることができる時間帯の事を立会時間ともいいます。
1日5時間くらいしか取引できる時間はないんですね。
休日などはあるんですか?
休日などはあるんですか?
ブタさん
ウシくん
基本的に、土曜日と日曜日、祝日は証券取引所も休みです。
また、正月の三が日と大晦日も休みですね。
また、正月の三が日と大晦日も休みですね。
そうなると、平日の日中しかリアルタイムでの取引ができないんですね。
ブタさん
ウシくん
そうですね。ただ、それ以外の時間にリアルタイム取引を行う方法もあるんですよ。
特殊な取引時間
ウシくん
一部の証券会社では、PTSというサービスを実施しています。
PTSというのは私設市場ともいわれていて、証券取引所が閉まっている時間帯であってもリアルタイム取引が可能になるのです。
PTSというのは私設市場ともいわれていて、証券取引所が閉まっている時間帯であってもリアルタイム取引が可能になるのです。
それはどういう仕組みなのですか?
ブタさん
ウシくん
本来、株の取引は証券取引所を通して行われます。
しかし、PTSの場合は私設市場という取引システムによって、通常の取引所とは異なる株式市場を提供しているのです。
ただし、全ての株を取引できるわけではないので、取引可能な銘柄は限られます。
しかし、PTSの場合は私設市場という取引システムによって、通常の取引所とは異なる株式市場を提供しているのです。
ただし、全ての株を取引できるわけではないので、取引可能な銘柄は限られます。
PTSなら24時間取引できるのですか?
ブタさん
ウシくん
24時間という訳ではありません。
証券会社によって多少取引時間は異なりますが、日中の取引は8時20分からで、夜間取引は23時59分までとなっています。
ですから0時から8時20分まではお休みです。
証券会社によって多少取引時間は異なりますが、日中の取引は8時20分からで、夜間取引は23時59分までとなっています。
ですから0時から8時20分まではお休みです。
そもそもリアルタイムで取引できるメリットとは何ですか?
ブタさん
ウシくん
通常の市場取引で時間外に株を注文しても、その注文が成立するのは次の営業日の9時以降になります。
つまり、それまでは注文しても株を保有していない状態なので、売却はできませんし価格も変動しません。
しかし、PTSであれば株を持つことができ、売却も可能となります。
ですから、会社が終わってからでも日中と同様に売買できるのですよ。
つまり、それまでは注文しても株を保有していない状態なので、売却はできませんし価格も変動しません。
しかし、PTSであれば株を持つことができ、売却も可能となります。
ですから、会社が終わってからでも日中と同様に売買できるのですよ。
それなら会社員などでも取引が普通にできますね。
ブタさん
ウシくん
PTSを利用する場合は、PTSに対応している証券会社を選ばなければいけないので気を付けてくださいね。
まとめ
- 株の取引は基本的に9時から15時、もしくは15時30分まで!
- 前場と後場に分かれて、間に昼休憩がある
- それ以外の時間に取引したい場合は、PTSを利用しよう
株の取引ができるのは、証券取引所がオープンしている時間だけです。
それ以外の時間に注文した場合は、翌営業日の市場オープン時に受け付けられることとなります。
ただし、PTS取引を利用した場合は、一部の銘柄に限られますが証券取引所が閉まっている時間であってもリアルタイム取引が可能となります。
PTS取引を利用できるのは、一部の証券会社だけなので注意してください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪