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株主優待銘柄の下落リスクを回避し、優待を賢くゲットするための方法

株主優待を目当てに、株に投資している人は多いでしょう。
しかし、株主優待が欲しいだけでも株価が下落するなどのリスクが付随してしまうために、うかつに株主優待を目当てにした投資がしづらいと感じている人もいるでしょう。
そんな人に、株主優待を下落リスクなしでタダ同然にゲットするための裏技を紹介します。

信用取引を利用しよう

Silhouette of Business People and Spain Debt Crisis

株主優待を、株価の下落リスクなしでタダ同然にゲットするための裏技は、信用取引を利用します。具体的なやり方としては、株主優待の権利が確定する権利付最終日に、現物株の買い注文と同時に信用取引の売り注文を同時に発注して、翌日に手仕舞いするというやり方です。この手法はクロス取引と呼ばれていて、わずかな取引手数料だけで株主優待の権利を手に入れることができ、株価下落による損失を避けることができるので株主優待目当ての投資家には支持されています。
よくわからないという人のために、もう少し詳しく説明してみます。例えば、株主優待銘柄を500円で1,000株買う場合は50万円かかります。そして、権利が確定してから売却しようと思うと、その時には値下がりしていることが多いため、1株当たり400円に下がってしまっていれば、40万円しか返ってきません。しかし、クロス取引を利用した場合は、500円で1,000株を買うと同時に、500円で1,000株を空売りしています。空売りした分は後ほど返さなければならないので、400円で両方の決済を行うと、売却した代金の40万円に加えて空売り分の差額として10万円をえることができるので、合計で50万円が戻ってくるためプラスマイナス0となります。本来であれば、利益と損失が相殺されるため意味がない投資方法ですが、株主優待を目的としている場合はこうして役に立ちます。

逆日歩に気を付けよう


クロス取引をする際に、気を付けなければいけないのが逆日歩というコストです。このコストは制度信用取引において発生する可能性があるもので、事前にはわからないのですが気が付いたら大きな金額がかかってしまうことがあるものです。そのため、3,000円相当の株主優待をもらうために5,000円の逆日歩が発生した、という事態になることもあります。
この逆日歩を避けるためには、一般信用取引を利用したクロス取引を行いましょう。一般信用取引は、制度信用取引と比較して貸株料は高くなるのですが、逆日歩が発生することがないため安定したコストで株主優待を得ることができます。貸株料も、それほど大きな違いはないのであまり気にすることはないでしょう。
ただし、この一般信用取引というのは証券会社から株を直接借りて行うため、どの証券会社でも利用できるわけではありません。自分が利用している証券会社が、一般信用取引を提供しているかどうかを確認して、もしも提供していない場合は一般信用取引を提供しているネット証券で口座を開設しておくといいでしょう。

まとめ

株主優待だけを目的として、値上がり益などを狙うつもりがないのであれば、買い注文と同時に信用取引での空売りを発注するクロス取引を行いましょう。ただし、クロス取引で逆日歩が発生してしまうと余分なコストがかかるため、その可能性がないように一般信用取引で行うようにしましょう。