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注目テーマの株に投資してみよう

どの銘柄に投資するか決める際、チャートの状態や株価の水準などを調べて決める、という人は多いのではないでしょうか?
これらをきちんと調べた上で投資することは、株式投資の基本中の基本と言えます。
実は、投資する銘柄を選定する方法には、この他にも様々なものがあります。
今回はその中から、「テーマ」に注目して投資することについて解説します。

株における「テーマ」とは何か?


「テーマ株」という言葉を聞いたことはありますか?
株式投資をしていくと、必ずテーマ株という言葉を耳にすることがあります。
テーマ株とは、その時、旬として注目を集める材料に関わりがある銘柄のことを言います。
注目される内容としては、新技術や国策、社会問題などが挙げられます。

例えば、日本では東京オリンピックを前に、海外からの観光客を呼び込もうと、観光庁が中心となり取り組んでいます。アジア諸国を中心にビザの緩和をしたことで、訪日外国人の数は増え、日本で爆買いをする中国人の様子がTVに取り上げられるまでになりました。
この訪日外国人の増加による恩恵を受けたのが、家電量販店やデパートなどの百貨店、さらにはドン・キホーテやドラッグストアなどです。また、化粧品メーカーやホテル、航空会社、鉄道会社も恩恵を受けています。
これら、インバウンドの恩恵を受けた企業の株は、インバウンドに関するテーマ株として注目を集めています。

また、未来の技術として注目を集めたテーマに「自動運転」があります。
現在のように人間が自分で運転するのではなく、車に搭載されたシステムが自動で運転してくれる、という技術です。
この自動運転技術というテーマに関連した銘柄として注目されるのは、やはりトヨタをはじめとした自動車メーカーです。また、自動運転技術には、5Gや半導体、センサーといった技術や商品が関わってきます。そのため、これらに関連する銘柄も、自動運転技術というテーマに関連するとして注目が集まり、株価が急上昇したものもありました。

このように、市場が注目するテーマには様々なものがあります。
テーマ株は短期間で株価が上昇することも珍しくないため、投資家からの人気が高いのが特徴です。
テーマ株を見つけるのは、その時のトレンドを読むのに似ているかもしれません。
ただ、「テーマ株はこれだ!」というような形でメディアなどで取り上げられる頃にはすでに上昇していることが多いため、メディアなどで注目され始めたタイミングに買いを入れるのは避けた方が賢明です。
そのため、テーマ株を取引する場合は、市場で注目されつくして、大部分の人がそのテーマへの興味を失ったタイミングを見計らい、買いを入れた方が良いでしょう。

今注目のテーマは?

テーマ株には色々なものがありますが、ここでは働き方改革や人手不足といったテーマに目を向けてみたいと思います。

日本では少子高齢化に伴い、人口の減少が続いています。そのため、人手不足が徐々に進行し、現在は深刻な問題となっています。
一昔前とは違い、現在は完全な売り手市場となっているため、各企業は人材の確保に四苦八苦しています。
特に飲食や運輸、介護など、他の業界よりも人手不足が深刻な業界もあります。

そんな業界に人材を紹介する、人材会社は人手不足というテーマにおけるテーマ株となります。

また、人手不足の中、人材が確保できなくても新しい技術で対応しよう、という企業もあります。
そのような企業に対してサービスやシステムを提供する企業にも注目が集まっています。
例えば、経費清算システムの提供をしている企業やAIによる機械翻訳の研究をしている企業などが、働き方改革というテーマに即したテーマ株として注目されているのです。

まとめ

今回は、注目されているテーマの株に投資する、という内容で、株式投資で注目されるテーマとは何か、ということいついて解説しました。
市場が注目するテーマはその時々で異なります。新しい技術や国策、その時問題になっていることに対応できる企業の銘柄が、テーマ株として注目されやすい傾向にあります。
テーマ株は短期間で上昇が期待できますが、メディアで注目された頃にはすでに機関投資家の買いが入り、上昇してしまっているため、旬を過ぎた後に取引した方が良いでしょう。