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時価総額による株の違いを考えながら、投資してみよう

株には、様々な銘柄があり、それぞれ性質が異なります。
例えば、大型株、中型株、小型株という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
時価総額によって株を分類したのが、大型株、中型株、小型株になりますが、時価総額が異なることで、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、それぞれの違いや特徴はもとより、どのような取引をしたい人に向いているか、ということを解説します。

大型株、中型株、小型株の特徴


大型株、中型株、小型株の分類は時価総額の規模によって行われていますが、その特徴は何でしょうか?
ここからはそれぞれの特徴について解説します。

大型株について/h3>
東証一部上場企業の株で、TOPIX100に選定されている株が大型株です。つまり、時価総額の1位から100位までの株が大型株、ということになります。
なお、2005年より前はこのような分類ではなく、「発行済み株式数が2億株以上、もしくは時価総額約6000億円以上の銘柄を大型株」としていました。

トヨタやソニーなど、誰もが知っている超有名企業が大型株には多いのが特徴です。大型株には日本を代表するような企業や、業界トップの銘柄が多いのです。そのため、初めて株を取引する人は、「まずは名の知れた企業の株を取引しよう」と大型株投資から始めるケースが多いのではないでしょうか?

また、大型株には機関投資家が多く売買しているという特徴があります。
アナリストがカバーしているものも多く、アナリストレポートを手に入れやすいのも特徴です。

機関投資家は大型株を売買の中心にしています。資金力が個人投資家とは比べものにならないことから、大型株は流動性が高く、値動きも安定しているものがほとんどです。

誰もが知っている有名企業が多いことから分かるように、大型株には規模が大きいだけでなく、安定感のある経営を長年続けている会社が多く見られます。

中型株について/h3>
中型株は、大型株の次に時価総額が大きなものになります。具体的には、TOPIX Mid400に選定されている株のことで、東証一部上場企業の株のうち、時価総額が101位~400位までの株が中型株、ということになります。
こちらも、2005年より前は「発行株数が6千万~2億株未満、または時価総額が約700~6000億円」という分類になっていました。

大型株ほどではないですが、中型株も銘柄によっては機関投資家が売買するものもありますし、アナリストがカバーしているものもあります。

業界トップの会社が名を連ねる大型株と違い、中型株は世界的に有名な企業は少ないかもしれません。中型株には業界第三位以下の会社が多く見られます。

このように、中型株は大型株に比べると知名度はやや劣り、規模も小さめですが、大型株とは違う特徴があります。
それは、高成長企業や独自のビジネスモデルや技術力に定評のある会社が多い、ということです。
そのため、いわゆる「大化け」銘柄が生まれる可能性もある、という特徴があります。

小型株について/h3>
小型株は、TOPIX Smallに選定されている株のことで、東証一部上場企業のうち、時価総額が401位以下の銘柄のことを言います。
小型株に関しても2005年より前は、「発行済みの株が6千万株以下か、時価総額が約700億円以下」という分類がされていました。
なお、東証二部、ジャスダックやマザーズといった新興市場の株も小型株に分類することがあります。

小型株は、中型株よりもさらに規模の小さい会社が多く、機関投資家が売買するケースは少ないです。そのため、売買の中心は個人投資家になります。

大型株、中型株、小型株のどれに投資すべきか


このように、大型株、中型株、小型株にはそれぞれに特徴があります。
そのため、銘柄を選ぶ時にはそれぞれの値動きの特徴を考えて取引すべきです。

大型株は機関投資家の参加が多く、流動性が高いため、売買したいタイミングでの取引が可能です。
値動きが安定しているため、暴落・暴騰が少なく安心して取引できますが、その反面、株価が10倍、20倍になることは少ないということが言えます。

中型株は、既に書いたとおり、高成長企業や独自の技術などを持つ企業が多く、大化け銘柄が出てくる可能性があります。
ただし、大型株に比べると値動きは少々粗めです。
大型株よりも短期間での利益を狙えますが、流動性は大型株に劣るため、売買したいタイミングにそれができないケースもあります。

小型株は個人投資家が売買の中心になるため流動性が低く、値動きも激しくなります。
また、銘柄によっては売買が成立しないこともあり、買いたいタイミング、売りたいタイミングでの取引が難しくなることがあります。

これらのことを踏まえ、銘柄を選びましょう。
「大きな値動きは望まないし、大化けも望まない。とにかく安定した取引をしたい」というのであれば大型株を、「少々値動きが荒く、自分のタイミングで取引ができないケースがあるかもしれないけれど、大化け銘柄を期待したい」というのであれば中型株を、そして、「とにかく資金を抑えて、大きな値動きを狙いたい。売買が成立しないことがあっても構わない」というのであれば小型株を選ぶと良いでしょう。

まとめ

今回は、大型株、中型株、小型株のそれぞれの違いや特徴について解説しました。
時価総額の違いや市場参加者の違いにより、値動きにも差がありますので、銘柄を選ぶ際、自分の資金額や取れるリスクを考慮して選んでみて下さい。