今回は、「株とはいったい何なのか」という疑問にお答えしていきます!
株の歴史や、仕組みといった基礎知識から、
証券取引所の役割、株をすることで得られる権利など、
様々な株式市場の仕組みについて説明していきます!
株の初心者で株について詳しく知りたい方は、是非、読んでみてくださいね♪
Contents
株ってそもそもなんなの?
株は正式には、「株式」と言います。
株式は、株式会社が事業を行う上で必要なお金を集めるための手段の一つです。
そもそも「株」とは、会社が事業のためのお金を集める手段の1つで、もしその会社の事業がうまくいけば、株を持っている人(=株主)にも利益を配分する仕組み(配当)になっています。
―引用:ザイ・オンライン
株の歴史
株は、1602年にオランダで発行されたのが始まりです。
当時、会社で沢山の人を雇うのにお金が必要になり、「株式を発行して費用を集めよう」となったそうです。
仕組みと基礎知識
次は株の仕組みと基礎知識について説明します。
株式会社とは、起業家が複数の人から事業のための資金を集めて起こした会社のことです。
「資金を出してもらいました」という事実を証明するために発行されたのが、株式(証書)です。
(※現在は株券は紙ではなく、電子化されています)
その株式を持っている人のことを「株主」と言います。
株主は、出資した金額に応じて配当金を受け取ったりすることができます。
次の項目では、株主が株を買うことで得られる権利について説明していきます。
株主が得られる権利4つ
株主が株を所有することで得られる権利は4つあります。
- 株主総会に参加する権利
- 配当金を受け取る権利
- 株を売ることができる権利
- 株主優待をもらう権利
株主総会に参加する権利
株主が会社の経営に参加できる権利です。
具体的には、株主総会に参加し、株式会社の経営について、「賛成」「反対」と票を入れることができます。
票数は一人1票ではなく、保有している株の数で変動します。
株を沢山保有している人程、票数は多くなります。
今後の会社の意思を決定するための会議のことです。
株主総会では、会議のほかに、会社オリジナルの手土産をもらったりすることもあります♪
ブタさん
配当金を受け取る権利
出資している会社が利益を出したときに、利益の一部を株主に還元してもらえる権利です。
配当金の金額は、会社の業績に応じて変わります。
ブタさん
株を売ることができる権利
次に、株主が所有している株を売る権利です。
保有している株を売ることによって利益を得ることができます。
株の値段は常に変動しますので、株を安く買って、高く売れば利益になります。
株で利益を出すことが目的の投資家たちは、この権利を利用して株の売買を行っています。
株主優待をもらう権利
最後に、株主優待をもらう権利です。
株主優待の制度がある会社の株を買うと、株主優待をうけることができます。
株主優待とは、会社の株主に対して、特典として自社のサービスや商品をプレゼントすることです。
ブタさん
「証券取引所」と「証券会社」の役割と仕組みとは?
次に、「証券取引所」と「証券会社」について説明していきます。
この二つは、株式会社と投資家をつなぐ重要な機関となります。
「証券取引所」は、上場企業で発行された株式を売買するための場所です。
「証券会社」は、そんな「証券取引所」と「投資家」を売買を取り次ぐ場所です。
★証券会社を中心とした相関図
抑えてほしいポイントは以下の通りです。
- 証券取引所で株を取引するには「証券会社」を仲介する必要がある
- 証券取引所で売買できるのは、「上場企業の株」のみ
証券取引所で売買できるのは、「上場企業の株」のみ
証券取引所で取引できる株は、取引所の審査に合格した会社のみです。
証券取引所の審査に合格した株式会社のことを「上場企業」といいます。
いっぱいありますね。
ブタさん
証券取引所で株を取引するには「証券会社」を仲介する必要がある
株は、発行している会社から直接買うことはできません。
証券取引所で株を売買するには、「証券会社」を仲介する必要があります。
冒頭でもお話したとおり、証券会社は、投資家と証券取引所を取り次ぐところです。
個人投資家は、証券会社を通じて、株の売買の注文をします。
(例外的に市場外取引もありますが、一般の投資家には関係がないので、ここでは省略します)
株主の「責任」って何?「株主有限責任の原則」について
また、株主には、権利がある分、「責任」もあります。
株主は、出資した企業に対しして、出資した金額分の責任を負うことになります。
「株主有限責任の原則」って?
株主は、出資した金額以上の責任を負うことはありません。
そのことを「株主有限責任の原則」といいます。
「株主有限責任の原則」とは、
「株主は出資企業に何かあったとしても出資額までの損しか負いません」
という決まりのことです。
出資額以上の損失はありませんが、
出資額が全くかえってこない可能性もあるということを覚えておきましょうね!!
ブタさん
まとめ
今回は「株とはいったい何なのか」ということについて説明しました!
「株式取引をする上で、簡単な基礎知識を頭、入れておきたい」という方は
是非、この記事を読んで、株を取引きする上での流れを把握してみてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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