◆<NISAとは? NISAの仕組みとメリットを解説!>
1.投資できるのは年間120万円まで
NISAの投資枠(非課税になる投資金額)は、年間120万円まで。投資の合計額が120万円までなので、1年間のうちに10万円分の株や投資信託などを12回買ってもOK。投資できるのは、投資信託や株、ETF、Jリート、外国株。預貯金や個人向け国債などは買えない。
2.非課税期間は最長5年、売却はいつでもOK!
株や投資信託などを買った年から、最長5年間は売却益も分配金も非課税となる。例えば、2020年に買った商品は、2024年いっぱいまで非課税になる。5年の期間中であれば、いつ売却しても利益は非課税だ。
3.現在の「NISA]制度は2023年までだが、2024年からは新制度がスタートの見込み
現状の「NISA」で投資が可能なのは2023年まで(非課税期間は2027年まで)だが、2024年からは新「NISA」がスタートする見込み。現在のNISA口座で購入した資産は新制度に引き継ぎして、非課税期間を延ばすことができるようになる模様。
4.NISA口座は1人1口座しか開設できない。損が出ても他口座との通算は不可
NISA口座は、1人1口座しか開設できない。銀行のNISA口座では投資信託しか投資できないので、株にも投資したい場合は、証券会社でNISA口座を開こう。NISA口座の注意点は、損失が出ても他口座の利益との損益通算ができないこと。
5. 利用にはNISA口座が必要
NISAを利用するには、証券口座に加えて、NISA口座の開設が必要となる。通常のNISA(一般NISA)口座を開設できるのは20歳以上からだが、20歳未満も口座を開設できる「ジュニアNISA」もある(ジュニアNISAは2023年いっぱいで終了予定)。2018年1月からは、積立投資に特化した「つみたてNISA」も創設された。
「一般NISA」口座と「つみたてNISA」口座はどちらか選択で、両方の口座を同時に開設することはできない(1年に一度、「一般NISA」から「つみたてNISA」へ、あるいはその逆への変更は可能)。また、「一般NISA」と「つみたてNISA」は、1年に一度、金融機関を変更できるが、「ジュニアNISA」の場合は原則的に金融機関の変更はできないので注意しよう。
詳細はこちら↑