今回は、カブドットコム証券で使用できるチャートソフト「Kabuステーション」の利用条件と、各種機能について解説していきます。
カブドットコム証券は1999年に設立されたネット証券会社です。
カブドットコム証券がリリースしているチャートソフト「Kabuステーション」はスムーズな動作と多彩な機能で、初心者にも上級トレーダーにも好評を得ています!
Contents
Kabuステーションの利用条件について
まず、Kabuステーションの利用について説明します!
Kabuステーションは、月額972円(税込)の利用料がかかります。
ですが、以下のいずれか1つに該当する場合は無料で利用可能となります!!
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Kabuステーション無料利用条件一覧
- 初回申し込みの翌々月第1営業日まで
- カブドットコム証券全ての取引において約定回数1回以上で翌月無料
- 申し込み日の前営業日(継続は前月末)の預資産が100万円以上で翌月無料
- 信用口座開設済みの場合(新たに信用口座を開設する場合、開設完了日以降の申し込みから無料)
- 先物オプション、FX、取引所CFDいずれかの口座を新規開設すると翌月無料
Kabuステーションの各種機能について
さて、ここからはKabuステーションの各種機能について説明していきます!!
Kabuステーションには便利な機能が沢山あります!
是非、参考にして利用してみてくださいね♪
12種類のローソク足、銘柄登録によるチャート切り替え
Kabuステーションでは、12種類のローソク足が選択できます。
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Kabuステーションで利用できるローソク足12種類
- TICK
- T by T
- 1分足
- 3分足
- 5分足
- 10分足
- 15分足
- 20分足
- 30分足
- 日足
- 週足月足
またローソク足以外のチャート(ラインチャート、一目均衡表、新値足、P&F)も簡単に表示できます。
銘柄登録をすれば、株式、先物、オプション、指数、為替の各チャートが表示できます。
チャートとツールバー
Kabuステーションではチャートの詳細設定をすることができます。
8種類のアドオンチャート、19種類のサブチャートが選択でき、初心者でもトレードしやすい環境が整えられています。
- VWAP
- 移動平均
- ボリンジャーバンド
- 移動平均エンベロープ
- HLバンド
- ATRバンド
- パラボリック
- ピボット
- 価格帯別売買高
- RSI
- ストキャスティクス
- %R
- RCI
- CCI
- サイコロジカル
- 移動平均乖離率
- MACD
- ROC
- モメンタム
- ヒストリカルボラティリティ
- ATR
- DMI
- アルーンインジケーター
- アルーンオシレーター
- ボリュームレシオ
- 信用残
- 売買高
ツールバーにアドオンチャートやアイコンを表示させておけば、チャート設定がスムーズになり、すぐに自分好みのチャートにカスタマイズできます。
チャート上で右クリックし、「ツールバー設定」からツールバーに表示したい項目にチェックを入れると、チャート上に反映されます。
ツールバーの各種アイコン
次にツールバーにある各種アイコンについて説明していきます!!
アイコンの一覧は以下の通りです。
- ルーペ
- クロスカーソル
- 転換点
- 数値読取り
- 前日終値ライン
- 現値ラベル
- 不連続要因マーク
- ローソク拡大・縮小
- 全データ表示
- 対数表示
- 自動スクロールモード
それぞれの機能について説明していきます!
ルーペ
チャートの任意の部分をマウスで囲うと、その範囲を拡大できます。
クロスカーソル
チャートにマウスを合わせたとき、カーソルが十字に変化します。
もう1度クロスカーソルのボタンをクリックすると元に戻ります。
転換点
チャート上に転換点が表示されます。
Kabuステーションでは、転換点を判断する足の前後10本が対象となっています。
1分足の場合は前後10分、日足の場合は前後10営業日分が対象期間です。
数値読取り
チャート画面上に読み取りラベルが表示され、数値表示をしたい部分にカーソルを合わせると、ラベルにその部分の値が表示されます。
ラベルは自由に移動できます。
前日終値ライン
チャート画面上に前日終値を点線で表示します。
現値ラベル
チャート画面上に現値ラベルを表示して、価格変動に合わせて追随してくれます。
不連続要因マーク
不連続要因の種類を表す記号が、メインチャートの発生日に表示されます。
ローソク拡大・縮小
ローソク拡大ボタンはクリックをするごとにローソクが拡大し、表示時間は縮小されます。
縮小ボタンはその逆で、クリックをするごとにローソクが縮小し、表示時間が拡大されます。
全データ表示
選択している足種別で描画できる全ての期間を表示できます。
表示期間は最長まで拡大されます。
対数表示
チャートの株価の表示間隔を、値幅ではなく変動率に変更できます。
例えば、長い期間をかけて株価が大きく上昇してから下がっている場合などは、通常のチャート画面だとほとんど変動がないように見えます。
対数表示を使用すれば、値動きが少ない銘柄でも変動率では大きく動いていることが分かり、選択肢を広げることができます。
自動スクロールモード
ローソクの形成に合せてチャートが自動でスクロールされます。
分足で使用可能です。
トレンドラインの描画、移動、削除
トレンドライン描画
マウス操作でトレンドラインが描画できます。
トレンドラインは足種別を跨いで保存することもできるので、「日足で引いたトレンドラインは30分足でどう見えるのか」というような使い方もできます。
トレンドライン移動
トレンドラインを移動させることができます。
移動したいトレンドラインにカーソルを当てると線の色が緑になり、動かせる状態になります。
線の中央でトレンドラインを掴むと線自体が移動し、片端を掴むと片端だけ動かせます。
トレンドライン削除
トレンドラインを削除することができます。
削除したいトレンドラインにカーソルを当て、クリックすると削除できます。
チャートの色変更
チャートの色を「表示色設定」で変更できます。
色のテンプレートは全11種類で、
黒背景の「Kabuステーション」
白背景の「Kabuマシーン」
柔らかい色の「トリコロール」
など自分の好みに合わせることができます。
またテンプレートだけでなく、ラインの色や転換線、終値ラインなど一部のみの細かい色設定もできます。
例えばグリッドラインの色だけを薄くしたい場合、
「表示色設定」→「分類」→「描画エリア内」→「項目」→「グリッドライン」と進み、「表示色」で色の作成をして変更できます。
描画エリア調節ライン
描画エリア調節ラインとは、チャートの描画エリアを拡大したり、縮小したりできる機能のことです。
例えば一目均衡表の未来部分を確認したい場合や、転換線が見えづらい時に利用すると便利です。
チャート画面を、常に自分が1番見やすい状態にすることが可能です。
テクニカル分析の表示、チャート種別の選択
ツールバーのアイコンか右クリックメニューから、テクニカル分析を表示させることができます。
ツールバーのアイコンを使用する場合、表示させたいテクニカル分析にチェックを入れると表示されます。
数値などの細かい設定も可能です。
右クリックメニューからテクニカル分析を表示させる場合、チャート上で右クリックをしてアドオンチャート、サブチャートのどちらかを選択します。
その中から表示させたいテクニカル分析を選ぶと、チャート上に表示されます。
チャート種別の選択も、ツールバーか右クリックメニューから選択できます。
ツールバーのアイコンをクリックするとチャート種別の一覧が表示されるので、選択すると反映されます。
右クリックメニューからチャート種別を選択する場合は、テクニカル分析の表示とほぼ同じ方法です。
チャート上で右クリックをして、チャート種別から選択すると反映されます。
チャートデータの保存
CSVファイルで4本値データを出力し、チャートデータを保存することができます。
チャート上で右クリックをし、「4本値データ出力」から保存先を選択すればOKです。
データ保存だけでなく、銘柄分析にも利用できます。
チャートからの発注
チャート上で右クリックをして「現物 売発注」を選択すると、
自分が売りたい価格、買いたい価格を反映した状態でダイアログが起動します。
すでに右クリックした部分の価格が反映されているので、スピーディかつ初心者でも操作が分かりやすい発注が可能です。
まとめ
カブドットコム証券のKabuステーションは、様々な状況に合せた機能がふんだんに搭載されたチャートソフトです。
多機能な上に操作性も良いので、初心者・上級者問わず使えるようにしておきたいチャートソフトの1つといえますね。
チャートソフト選びにお困りの方の参考になれば嬉しいです!!
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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